NCRコーポレーション、2016年第4四半期と年間の業績を発表

[2017年2月9日付NCRコーポレーションのプレスリリースの抄訳]

[米国ジョージア州ダルース2017年2月9日(米国東部時間)発]

2017年2月10日

NCRコーポレーション (NYSE: NCR) は2016年12月31日までの3ヶ月(第4四半期)と12ヶ月間の業績を発表しました。第4四半期と2016年度の重要点は以下の通りです。

  • 第4四半期総売上高は18億ドル、前年同期比7%増(通貨の為替変動とIPSの売却を考慮しない場合、14%増)。通貨の為替変動による不利な影響は予想より2500万ドル増。
  • 第4四半期のソフトウェア関連売上高は前年同期比9%増、ソフトウェアライセンスは21%、クラウドは10%の成長。今後のクラウド売上の先行指標となるクラウドの年間契約額は7000万ドル。前年同期の3900万ドルより79%増。
  • 第4四半期GAAPベース希釈後EPSは0.43ドル(前年同期の0.27ドルより59%増)。第4四半期非GAAPベース希釈後EPSは1.07ドル(通貨の為替変動を考慮しない場合、前年同期の0.89ドルより30%増)。通貨の為替変動による不利な影響は予想より$0.07ドル増。
  • 2016年度年間の営業活動によるキャッシュフローは、8.94億ドル。4.25億ドルから4.75億ドルのフリーキャッシュフローガイダンスに対するフリーキャッシュフローは6.28億ドル。
  • 2017年に3億ドルの自社株買戻を計画。年度開始より現在までに7000万ドルが完了。
  • 2017年度の業績ガイダンスを発表。総売上高の成長率は既に報告のとおり1%から3%。(通貨の為替変動とIPSの売却を考慮しない場合、5%から7%)GAAPベース希釈後EPSの成長率は前年比42%から49%。通貨の為替変動を考慮しない非GAAPベース希釈後EPSの成長率は前年比9%から12%。フリーキャッシュフローのコンバージョン率は前年比95%から100%。

ビル・ヌーティ(Bill Nuti)NCR会長兼CEOは、次のように述べています。「継続的な第4四半期の勢いは、2016年度の成功を収め、総売上、収益、フリーキャッシュフローにおいて期待値をこえるものでした。我々は、全ての事業においての売上が成長していますが、特にクラウドやソフトウェアライセンスの提供を行っているソフトウェア部門の成長が拡大しています。ハードウェアにおいてはセルフチェックアウトやチャネル変換ソリューションを提供するATMエッジプラットフォームの継続的な需要が非常に堅調な第4四半期をもたらしました。全体として、我々のグローバルなオムニチャネルのリーダーシップは2016年を通しての成果をもたらしました。この一貫した業績は、急速に発展するデジタル経済において、効果的な競争のためにビジネスを変革している顧客へ我々が価値を提供していることを物語っています。我々は、2017年に入り、高いレベルの遂行を維持し、顧客の成功を可能にし、変革への投資を通じてオムニチャネルのリーダーシップをさらに拡大しくことに焦点をあてていきます。また、フリーキャッシュフローを生む確信に基づき、本年度、3億ドルの株式を買い戻すという意向を発表いたします。」

本プレスリリースの全文は下記サイトでご覧ください。
https://www.ncr.com/news/newsroom/news-releases/ncr-announces-fourth-quarter-and-full-year-2016-results

* NCRは NCR Corporation の米国および他の各国における商標または登録商標です。

本件に関する報道関係からのお問い合わせ

日本NCR株式会社 広報担当
Tel. 03-6759-6000 Fax. 03-3553-1071 E-mail : [email protected]