2014年3月4日
日本NCR株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:諸星俊男、以下日本NCR)は、本日3月4日(火)から7日(金)の4日間で東京ビッグサイトにおいて開催される「第30回流通情報システム総合展 リテールテックJAPAN 2014」に出展いたします。
多種多様な販売チャネルを通じて、一人一人の顧客に最も適した形で買物体験を提供する戦略として「オムニチャネル・リテーリング」が提唱される昨今において、お客様へのサービスにはオフライン(実店舗)とオンラインの更なる融合が重要な要素となっています。日本NCRでは、予てより“Consumer to Business(お客様起点)というお客様と企業との新しい関係に基づいた様々なチャネルをシームレスに繋ぐというコンセプトを業界に先駆けてして提唱してきました。そしてこの活動が、流通・小売業様にとって新世代のロイヤル・カスタマーの育成を可能にして頂けると確信しております。
本展示会のNCRブースでは、日々の生活をより快適に-EVERYDAY MADE EASIERをテーマに、「小売業様のサービスを拡大化するため」また、「業務範囲がボーダレス化するご担当者様のご負担を軽減するため」の一連のソリューションを、ツアー形式で全てご紹介いたします。展示製品のほぼすべてを実際に触って操作頂けますので、是非この機会にNCRブースツアーをご体験ください。
出展ソリューションは下記の通りです。
(1)マーケティングソリューション
- AMS(アドバンスドマーケティングソリューション)
様々な顧客へのタッチポイントに対し、一貫性のあるプロモーションメッセージの発信が可能なソリューションです。小売業に必須のミックスマッチや顧客に応じた売価変更機能などの標準的なプロモーション機能は予めパッケージに取り込まれており、カスタマイズ無しでマルチタッチポイントに対して有効なプロモーションの発信が可能となります。また、EMP(エンタープライズプリファレンスマネージャー)と組み合わせる事によって、顧客の潜在需要に応じたプロモーションも行う事ができます。
- NCRクライアンテーリング
接客に必要な機能をすべて接客端末、モバイル端末の中に閉じ込めました。接客時に必要な顧客情報、商品情報、在庫情報、また顧客個々人のウィッシュリスト、買い物リストも同時に参照可能です。また、ここからPOSの決済処理を行うことも可能です。
(2)モバイルソリューション
- モバイルPOS
スマート・デバイスを使ったモバイルPOSを展示します。モバイルPOSは前捌き機能だけではなく、ミックスマッチや実際の決済も行う事が可能です。取引データはNCRのセンターシステムと連動しており、通常のPOS端末のひとつとして取り扱う事が可能です。さらにセンター連携として他システムと連動する事も可能です。ハブ形式のモバイルPOSは複数のモバイルPOS端末でPOSの周辺機器であるレシートプリンター、キャッシュドロワーなどが共有可能です。この結果、店舗様では少ないIT投資で接客可能なPOS端末を多数導入可能で顧客満足度を一層高める事が可能になります。
- 在庫照会、カウンセリング
その他、モバイルデバイスで実現する様々な小売業様で必須の業務処理をご覧頂けます。
(3)セルフレジソリューション
- コンバーチブルタイプ
店舗様の繁閑に応じて、有人レジと無人レジが切り替え可能なソリューションです。繁忙期に無人レジ(セルフレジ)だけではお客様の滞留が起きてしまう場合には有人レジに切り替え、またお客様の少ない時間帯には無人レジ(セルフレジ)に切り替える事によって、レジオペレータの人件費削減、レジの有効利用が可能です。
- モバイルタイプ
展示ブースではお客様自身のスマートフォンのカメラを使って商品スキャンを行い、これをセルフレジで精算するデモもご覧頂けます。お客様のスマートフォン利用によって商品登録時間が削減できるばかりではなく、スマートフォンを通じて個々のお客様に対して有益なプロモーションメッセージを発信する事が可能となります。
- 監視カメラ付きセルフレジ
セルフレジで商品登録時の誤った操作をカメラで監視し、これを店舗の担当者にアラートとして通知するソリューションです。商品の間違ったスキャン操作や不正をタイムリーに検知すると共に記録する事が可能です。アラート検知はインターネット経由でSaaSサービスとしてのご提供が可能です。
(4)O2Oソリューション
- エンドレスアイル
店舗にKIOSK端末を設置して、店舗在庫、インターネット在庫の照会をおこない、実際にKIOSK上でも決済のできるソリューションです。このNCRのKIOSK端末にはイメージスキャナー、レシートプリンター、クレジットカードリーダーが標準で装備されており、O2OのKIOSK端末としてだけではなく、欧米では映画館の自動チケット発券機など、幅広い利用実績があります。
- デジタルサイネージ
時間帯や曜日毎に表示データをコントロールできるばかりではなく、タイムリーな天気予報、RSSフィードも同時に同じ画面上に表示可能です。NCRのデジタルサイネージはSaaSで提供されており、店舗様の最小の投資でデジタルサイネージを実現出来ます。またNCRのデジタルサイネージソリューションではKIOSK端末の稼働状況も同時に監視・管理可能です。
(5)各セグメントに特化したソリューション
- スーパー、量販店向け二人制チェックアウト
従来のWindows形式のインターフェースから昨今のタブレット端末を意識したデザインに刷新し、これによって直観的な操作が可能となり、レジオペレータの操作間違い、教育時間の短縮を可能としました。また、カスタマーディスプレイとしてタッチパネルを採用し、年齢認証など、お客様との双方向のコミュニケーションが可能になりました。さらに、携帯電話のバーコードの読み取りが可能なお客様専用のイメージスキャナーも設置し、より一層お客様の満足度を高めるソリューションとなっております。
- 百貨店クラウド
百貨店の基幹業務をクラウドにてサービスするソリューションです。大型出店、大型IT投資が難しい昨今において、少ないIT投資で、百貨店様の基幹業務を強力にサポートします。
- 専門店バックオフィスソリューション
これまでNCRが培ってきたアパレル専門店様を中心としたバックオフィス、業務系のオペレーションをひとつのユーザーインターフェース(ダッシュボード)に集約したソリューションです。洗練されたユーザーインターフェースは直観的な操作、教育時間の短縮化や業務の効率化が可能です。
(6)その他の特徴的なソリューション
- RFIDソリューション
RFIDを使ったPOSの決済処理、棚卸の操作をご覧頂けます。商品のひとつひとつにRFIDタグが取り付けられており、商品にPOSのスキャナーをかざすことなくスマートな商品登録が可能となっております。高級商品に対し、商品のタグを探す必要なくスムーズな商品登録が可能です。また、同時に棚卸も非常に効率よく実施可能です。棚卸にかかる時間、コストが大幅に削減出来ます。
- 決済ソリューション
NCRの決済ソリューションは業界のセキュリティ基準であるPA-DSSに準拠しており非常に高いセキュリティを担保しております。また、本年度は新基準であるバージョン3.0にも対応予定です。
- 次世代POS:RealPOS XR7 [参考出品]
POSの新しいデザインを追求したPOS端末です。業務端末として必須の安定性を維持したまま、超薄型ベゼル、マルチタッチ操作を実現しています。スタイリッシュなデザインは店舗様のデザインにフィットすると共に、マルチタッチ操作はこれからの新しいPOSのユーザーインターフェースに対応しています。
<リテールテックJAPAN 2014 日本NCR出展概要>
- 名称:
- 第30回流通情報システム総合展(リテールテック JAPAN 2014)
- 会期:
- 2014年3月4日(火)~7日(金)午前10時~午後5時(最終日のみ午後4時30分終了)
- 会場:
- 東京国際展示場(東京ビッグサイト:東京都江東区有明3-21-1)
東2ホール 日本NCRブース(小間番号RT1407)
* NCRは NCR Corporation の米国および他の各国における商標または登録商標です。
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