“若手でもある程度の裁量を持った働き方ができるところが 自分に合っていると感じます”
就職活動で一番重視していたのは社風です。私は学生時代、会社事務のアルバイトをしていた経験から、会社の雰囲気やカルチャーはとても大事だということを実感しました。風通しがよく、個人の裁量権が大きい環境で働きたかったので、その点を重視しつつ、インターンシップや説明会、面接に参加していました。
現在はプロフェッショナル・サービス本部の開発チームで、大手小売や物流のクライアントのプロジェクトに携わっています。NCRに入社して大きなギャップは今のところありません。社内の雰囲気はピリピリと張り詰めたものではなく、先輩方もカジュアルに声をかけてくださいます。また、先輩方が常に付き添い、逐一確認をしながら作業を進める働き方よりも、若手でもある程度の裁量を持った働き方ができるところが自分に合っていると感じます。入社前はもう少し放っておかれるのかな、という不安もありましたが、必要に応じて様子を気にかけていただき、質問する際も丁寧に答えていただけるので、安心感があります。
NCRはアメリカでの創業当初から、「価値を提供する」ことを目標として、社員の知識とスキルのアップを図ってきた会社です。私も入社してから受講した新人教育の手厚さに驚かされました。
4月に入社してから、ビジネスマナー研修、プログラム開発の実習やITスキル研修を1~2か月受講して、プログラミングを基礎から学びました。また、1~2週間かけて各事業部門のオリエンテーションがあり、チームリーダーの方からそれぞれの組織や役割、NCRソリューションの説明を受けることで理解を深めることができました。9月からはOJTが始まり、その期間もプログラミング課題を与えられて取り組んでいきます。また、実機を使用したテスト業務も任されて、POSレジ操作やセットアップの基礎を身に付けました。
研修以外に自己学習の制度も充実しています。基本情報技術者試験の受験に向けて、会社が導入しているLinkedIn learning(650以上のコースプログラム)や、NCRユニバーシティというe-ラーニングプラットフォーム、資格の補助制度をフルに活用しています。
仕事を少しずつ任されていく中で、昨日までわからなかったことができるようになることに楽しさを感じています。しかし、どうしてもわからないことがある時や、仕事に行き詰まった時には同期に相談し、アドバイスをもらっています。同期はライバルではなく、分からないところを教え合える存在です。
学生時代は社会学部でマイノリティについての勉強をしていたこともあり、多様性を尊重する会社で働きたいと考えていました。社会人になってからも勉強を続けようと、通勤中は社会学の本を読むようにしています。オフの日は博物館や美術館へよく行きます。
※内容はインタビュー当時のものです。