2014年10月16日
日本NCR株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長兼CEO:諸星俊男、以下日本NCR)は本日、世界9カ国の消費者に対して行ったセルフレジの使い勝手、利用シーン、好み、改善要望などに関するアンケートの結果を公表しました。
このアンケートでは、回答者の90%がセルフレジを利用したことがあると回答しています。セルフレジは、新たなサービス形態として既に認知されており、消費者と小売店の双方に価値をもたらしているということも示されています。消費者は、利便性とスピードを好んでおり、小売店は、消費者の利便性への対応と同時に、ロイヤリティと収益創造のためにセルフレジを活用していることがわかりました。
NCRは2014年時点の世界のセルフレジの利用状況を調査するため、第三者調査機関であるNPD Groupに委託し、日本、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、オーストラリア、スペイン、ロシアの9カ国2,800 人の消費者に対するアンケート調査を実施しました。主なアンケート結果は、以下の通りです。
一方、世界のアンケート結果と比較して、日本の回答者(300名)の調査結果の特徴としては、以下の通りです。
この調査結果から「日本市場で、セルフレジが受け入れられていることが分かります。セルフレジ市場の成長に伴い、セルフレジは、スーパーマーケットから他の流通業のセグメントへ広がっています。便利・簡単・速い、さらにプライバシーの保護というセルフレジの好意的要素によって、今後もセルフレジの市場は成長するでしょう。」と日本NCRの 流通ビジネス事業部リテールマーケティング部部長の池田裕之氏は述べています。
世界の国々におけるセルフレジの導入状況について、米国NCRセルフレジソリューション担当ジェネラルマネージャーのダスティー・ラッツ氏(Dusty Lutz)は「我々の周りにはセルフレジがたくさんありますが、世界の中には今まさに初めてセルフレジが導入された国もあります。今年、 NCRはセルフレジを中国の百貨店で初めて導入しました。この調査でもセルフサービス テクノロジーを待ち望んでいた消費者がセルフレジの新興市場の中に存在することが明らかになりました。」 と述べています。
セルフレジ テクノロジーは、多くの小売店にとってオムニチャネル戦略の重要な要素とされています。事実、いくつかの小売店は、セルフサービス テクノロジーとオムニチャネル ソフトウェア プラットフォームを組み合わせることによって、顧客満足度、顧客ロイヤリティ、即時性、そして収益性を上げようと試みています。
現在では、コンビニエンスストアや各種専門店でもセルフレジを見かけることができ、既にセルフレジ テクノロジーは、スーパーマーケットだけの食料小売店に限定されたものではなくなって来ています。
戦略的調査コンサルティング会社RBRよると、NCRはセルフレジで圧倒的なベンダーです。 RBRの行った調査では、NCRは全世界で71%のシェアを持ち、セルフレジのリーダーであると示しています。
この調査結果のホワイトペーパーにはこちらからアクセスいただけます。
日本NCR株式会社 広報担当
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